事業案内

イワシ

魚市について

当社は静岡市中央卸売市場水産部の卸売業者として静岡市の許可を受け、全国各地から水産物を集荷し、 この市場の仲卸業者13社を始め売買参加者(スーパー、鮮魚店等)約300名に対し、 せり又は相対で販売しております。また県中部を中心とした問屋、加工業者等にも出荷しております。

日々の業務を通じて水産物の取引の適正化と流通の円滑化を図り、 もって市民等の生活の安定に 資することを第一の使命とし営業しております。

市場のしくみと魚市の役割

市場のしくみ

水産物は保存や鮮度の保持がむずかしく、供給量や魚種組成、魚の大きさや品質が自然条件に左右されます。 消費者への安定した流通をはかるには、水産物を各地から大量に集め、適正な価格で迅速に分荷する必要があります。 市場は流通拠点として、品物を集めたり、価格を決めたり、市場を衛生的に保つなど様々な役割があります。

卸売業者(魚市)の役割

市場の中で特に重要な役割を担うのが、卸売業者です。卸売業は商品の適正な価格と流通量を決定するというその社会的責任の重さから、 静岡市長の許可が必要な企業です。 卸売会社は水産物流通の中枢であり、生産者と消費者の間に立って、魚市場の円滑な運営を担っています。 水産物の受託や買い付け、集荷、分荷、そして需給バランスや品質に基づいた価格形成のためのセリ、入札や相対売の実施など、 多様な業務を通して水産物の安定的・効率的な流通をはかるのが卸売会社の仕事です。

一般消費者に届くまで

市場で働く人たち
卸売業者

生産者から委託を受けたり、買い付けをして品物を国の内外から集め、仲卸業者と売買参加者に売ります。 静岡市では業者2社あるうち、ひとつが魚市になります。

仲卸業者

卸売業者から大量の品物を買い、これらを売買参加者や買出人が買いやすいように、小分けし値段をつけて売ります。

売買参加者

卸売業者と仲卸業者の両方から品物を買うことを開設者に認められた人です。

買出人

主に仲卸業者から品物を買うために、開設者の登録を受けた人です。(卸売業者が行うせりには参加できません)

せり売り

市場には誰でも魚を出荷することが出来、その魚を「せり」という方法で仲卸業者や売買参加者に売ります。 その日運び込まれた魚をすべてその日のうちに流通させるために、せりは驚くほど早いテンポで威勢よく行われます。 活気ある場の中から誰がいくらで買うか、ほんの数秒で商品の売買が決まる様子は圧巻です。

相対売り

卸売業者と買い手が、1対1で販売価格及び数量について交渉のうえ、販売する方法でお互いの目利きの勝負とも言えます。

社会貢献活動

昨今はライフスタイルの変化や専業主事が減っていることから魚離れが進んでいるといわれています。 魚市では様々なイベントを通し、魚食普及を目指した社会貢献活動を行っております。

料理教室

市が募集している定期的なイベントで水産物を使った料理教室を行っております。

市場まつり

毎年行われている「市場まつり」では模擬競りやまぐろの解体ショー、お料理教室などの体験イベントを行っております。